インタヴュー
2022-8-20
#アザンシアコント#野方#ブチギレ

老若男女未来学園『アザンシアコント vol.1』で作・演出をつとめる森悟にインタヴューを敢行。 〈前編〉では、質問に答えたり答えなかったりしながらセブンイレブンに辿り着いた森悟。 はたして後編では何を語るのか。
(聞き手:加納健一/写真:山田碩人)
「お待たせしました。」

レジ袋使わないんですか?
「使うわけないじゃないですか。」
環境に配慮されているんですね。
「環境問題は一人ひとりの心がけが大切ですからね。」
なるほど。
「逆にってやつですね。」
?
「あれ、なんでスマホを横向きに持ってんですか。」
すいません。けっこうかかるかと思ってゲームをやって待っていました。
「クラッシュオブクラン?」
ウイイレですね。
「セブイレで、ウイイレ。やめてくださいよ恥ずかしい。きみ、最終学歴は?」
国立大学でてます。
「大卒なのにウイイレしないでください。次やったらスマホバキバキにしますからね。高嶋ちさ子みたいに。」
すみません。
(参考: 高嶋ちさ子のゲーム機バキバキ事件 )
「家に戻りましょうか。」
はい。あ、堅揚げポテトが。



インタビューの続き、よろしいですか。
「もちろんです。6つめのルールは…」
セブンルールじゃないですよ。
「そうなんですね。」
今回の公演タイトルになっている『アザンシア』という言葉の意味についてお聞きしたいのですが。
「意味をお答えすることは確かにできますが、それで満足ですか?」
と、いいますと?
「たとえば『アザンシア』という言葉がものすごく複雑な、多義的な言葉であるとしたら、一言で簡潔にお答えしてしまっては読者に誤解を与えかねませんよね。」
そんなに複雑な言葉なんでしょうか?
「いえ、感謝の意味を表す造語です。」
なるほど。
「アザンシア。」
あれ、今は何に感謝されたんですか?
「は?」

「これですね、この矢印。これが家の方向を示しているんですよ。」
便利ですね。

〜〜帰宅〜〜
では、今回の公演の見どころをお聞かせください。
「すみませんちょっと、お湯沸かしますね。」
え、お湯を?
「みてください、このカップ焼きそば。1分でできるんですよ。」

また食事されるんですか?
「夜抜きますから、勘弁してください。」
別にいいんですが、そろそろ公演の話を聞かせていただきたいです。
「1分でできますからね、これは。」
3分じゃないんですね。
「もう人間はカップ焼きそばのために3分も我慢できなくなってしまったんですね。」
公演の話ですか?
「今回のコントはだいたいどれも10分以上の長さになりますが、お客さんを飽きさせないように頑張りたいですね。」
公演の話でしたね。
「おい!」
どうしました?
「お湯が沸きましたね。」
?
「焼きそばつくってきます。」

「もういいかな。」
まだ15秒くらいしか経っていませんが。
「自分、硬めが好きなんで。」

「えっと…スニーカーの投資の話でしたっけ?」
違います。焼きそば食べないんですか?
「もう少し寝かせてから食べます。」
そうですか。では最後になりますが、今後の展望についてお聞かせください。
「今回の公演は名古屋が会場になりますけど、次の公演はぜひ東京でやりたいと考えています。」
東京ですか、いいですね。次もコントオムニバスですか?
「いや、次は一本の演劇で。」
楽しみにしています。ありがとうございました。
「アザンシアって言ってください。」
失礼しました、アザンシア。
「はい、ありがとうございました。」



・・・
いかがだっただろうか。 ロングインタヴューを通して、森悟が今度の公演にかける思いや、アザンシアという言葉の意味、次回作への展望について聞くことができた。 しかし、まだ彼についてはわからないことだらけである。 彼のことをよりよく知るためには、彼がつくりだすコントを観に行くのが一番なのかもしれない。 気になった方はぜひ会場に足を運んでもらいたい。
※カップ焼きそばは後ほどおいしくいただきました。
『アザンシアコント vol.1』
老若男女未来学園から皆様へ、感謝を伝えるためのコント集。
【日程】
9月23日(金・祝)〜25日(日)
23日 18:00
24日 11:00/15:00/19:00
25日 13:00/17:00
【会場】
シアターココ
地下鉄東山線池下駅より徒歩1分
※公演は終了しました。